まだ途中だが。。。

日本の美意識 (光文社新書)

日本の美意識 (光文社新書)

能では「せぬ間」が重要というフレーズに惹かれた。
そしてそこから生まれる「幽玄」という美意識。

「幽玄」とはそもそも「美」の深みを表す尺度/単位だそうだ。
「幽」は幽霊の幽であり、あの世を象徴している。
「玄」は玄関の玄であり、その入口を象徴しているという。
草原でもいい。渋谷109前とかでもいい。
そこにドラえもんの「どこでもドア」がぽつんとあって、ドアが開いている。
そこから向こうの世界は「あの世」つながっている。
そんな風景が脳内に広がった。

その光景は、時空を超える「深み」を感じさせる。
その深みこそが「幽玄」という単語があらわすものなんだろうなぁ、と、
脳内実感した感じを、一応書き留めてみた。